みなさん、こんにちは。
家を建てるぞと計画して早2年、2023年4月に工事請負契約をしてきました。
我がSany.家は富士住建さんにお願いすることに決めました。
前の記事で書いたように全部で6社ほど見学に行き、見積りを取ったのは3社です。
予算的にもなんでも選択できるほどの余裕がある訳ではなく、見積りに入っている項目・金額に納得感のある会社として、富士住建さんにお願いすることに決めました。
~~サマリ~~
建築会社の方針や資金計画書の妥当性、建てることのできる家の性能を評価し、富士住建さんと契約してきました。
富士住建さんに決めた理由は1に予算、2に性能
富士住建さんに決めた重要な点は予算でした。
まだ30代前半の私の資金力ではローンを前提としても潤沢な予算がある訳ではなく、一方で長年住む予定の我が家の性能は下げたくないというジレンマに陥っていました。
どのように自社の利益を保ちつつ、お客さんにコストパフォーマンスを感じてもらうかという点で差別化を図っている富士住建さんは、パートナーの思想としてはとてもマッチしていたと感じました。
富士住建さんの方針で良いと思った理由
会社が勝負をしようとしているところが、しっかりと強みとして出ていました。 富士住建さんがしていることと、していないことを書いてみます。
していること
- 選択できるキッチン・風呂を、実際に体験させてくれる
- 実際に入る断熱材を見せて(触らせて)くれる
- 実際に入る窓の性能を体感させてくれる
していないこと
- 検討状況確認の電話、毎月のDM、幅広い露出
- 値引き
- モデルハウス・季刊誌などの高級商材の展開
これ、真逆のハウスメーカー(以下、HM)が結構あります。
- 実際には追加費用の掛かるキッチンをモデルハウスに飾っている
- 実際には追加費用の断熱材・機密性能・窓のモデルハウスに案内される
- 人によって電卓を弾き、いついつまでなら○○円安くできますと電話がかかってくる
- CMでの露出や、スーモなどの媒体、毎月のDMにカラー30ページほどの印刷物で展開する
1番安いではなく、込々で予算内であること
私が取得した見積りの中で、富士住建さんが1番安い見積りだったわけではありません。
家を建てるために必要な経費を網羅した"見積り"を提示してくれたのは、富士住建さんでした。
予算内を考えた時に"走り出し"ではなく"着地"を優先したいと思っていましたので、この見積り提示はとても嬉しかったです。(多くの見積もりはそうだと思いますが…)
項目を共有したい気持ちはありますが、企業のナレッジだと思いますので気になる方は富士住建さんに見積りいただくのが良いと思います。項目の過不足をチェックするのにとても便利だと思いました。
ローコスト・ミドルコストHMは差別化で勝負しているのでわかりやすい
ローコスト・ミドルコストのHMは"安い"という特徴と、もう1つか2つ特徴があるように感じます。なので、正直相性が分かりやすいです。
- お客様の要望通りの家を建てる、10cm単位で設計ができる
- ○○ブランドと提携している、○○グループ(設備・家電を安く仕入れられる)
- 全館空調
- 高気密に自信あり
例えば、吹き抜けをしたいと思っている方には、全館空調がほぼ前提条件になってくるのではないでしょうか。
そういう意味で、どういう家にしたいかを考えてから選び始めるのが大事だと思いました。
余談:グレードで性能が変わる家は分かりにくい
今流行りの「高気密・高断熱」を目指す家として、グレードが3つも4つもあるHMは説明を聞くだけで疲れました。そのうえ、自分たちはその高性能を売りにしている家を建てられる可能性は低いのですから面白くありません。
富士住建さんも、商品パターンが4つほどありますが、基本的にはJ-WOOD工法の家です。他を選ぶとしても、檜を利用したい、耐火性能・気密性能を上げたいなどの目的があれば選択肢がある程度に感じています。
総評:戸建てに住むを目指して
最近、注文住宅が流行っているらしいですね。
低金利・テレワーク・ライフワークバランス 等の風潮なのでしょうか。
私は子供の頃から戸建てに住みたいと考えており、テレワーク環境の広がりは、住む土地の選択肢が広がるという点で大変追い風となりました。
その結果、夢だった戸建てに住むから、実際に建てるという現実の選択肢を取るために、HMの見学を行い、契約まで進むことができたと思っています。
現在は間取りが決まり、構造計算の結果を待っている状況です。まだまだ家を建ててもらうメーカーが決まったばかり、考えることはたくさんありますが楽しみに切りたいと思います。
Sany.