抽象と具体の架け橋

できることを増やすために様々な活動をしています。誰かの新しい挑戦の糧になれば幸いです。基本的に月・木更新です。

富士住建と家を建てるぞNo.6_間取りが決まりました。

皆さん、こんにちは。(先にお断りしますが、本ブログに図面は登場しません)。

建設会社と契約をして2ヵ月、やっと間取りが決まりました。
今どきはSNSで業者以外の声が手に入るので、情報を手に入れやすいのはとても助かりますね。

我家では「やりたいことに挑戦できる家」をテーマに、家事の効率を上げ、余白が少しある家を目指しました。

~サマリ~

間取りを決めるうえでinstaで一般人に落ちてくるレベルの先端事例を身につけました。 間取りについては営業さんの叩き案を元に、自分たちが家づくりに取り入れたいアイデアを落とし込んでいき、叶わなかったことも含めてすべてに「理由」があるを大事にsました。

家は高額な買い物、どう臨むか…

"家"は高額過ぎて実感がわかないレベルのように感じます。
しかし、買い物であることは変わらず、例えばPCの買い替えに近い物があると考えました。(最近、PC高いですよね。。。)

なので”ひたすら調べ”ました
目指すのは、現世で取れる知識にはなるべくアクセスし、現時点での最先端を取り入れること(=同じ失敗をしない)だと思います。

  • 最近のトレンド
  • 体験談(後悔ポイント、実用例、生活導線など)
  • 設備の進化歴史
  • 間取りの考え方、歴史

もう妻と私で一通り家のinstaアカウントは見尽くしたと思っています。
そういう点で、妻がこのような調査を好んで行ってくれたことはとても助かりました。

間取りの進め方

富士住建さんは営業さんが図面案を出してくれます。

同じ土地はないのですから、過去の経験からその土地をどのように使うかを検討いただいたものを出してくれば叩き案として十分ではないでしょうか。

我家のポイントは大きく以下の3つだったと思います。

  1. 家の位置はなるべく擁壁から離したい(擁壁近くは地盤補強が効きにくい)。
  2. 第1種低層住宅で北側斜線規制の影響もあるので、まず2階の間取りを決める ⇒ 階段の位置が決まる
  3. 南側にが大きく開けているので、リビングは南側に持ってくる。

営業さんの説明を聞いていて、大きな違和感も感じませんでした。

変更をした箇所
  • L型LDKの提案、ダイニングキッチンを横並びで入れたい
    キッチンとダイニングを横並びにすることで、皿の行き来きの距離が減り、家事効率が上がる配置です。
    結果、パントリー(兼 リビング収納)がキッチンから離れましたが妥協しました。

  • 洗面台の向き & 幅を910→1600に変更
    洗面台を壁付けにし、廊下の面積を減らしました。
    幅も910→1600に変更し、人が二人横並びで並ぶことのできる配置(生産性の向上)にしました。
    この変更により外壁付けトイレが採用できず、換気扇の配管延長がプラス料金になりました。

  • リビングの入口扉の位置
    3640mmの長さの壁があるのですが、その途中に扉が来ていたのを端に移動しました(広さを感じられる空間の生成)。これはパース(外注)を見て気が付きました。代わりに階段までが遠くなってしまい、いつか子供に文句言われるかも…

  • 窓をたくさんつけました
    時代に逆行している感じがしますが、窓は多く取り入れました。土地を選ぶ際に光がたくさん入ってくることを優先したので、窓はたくさんつけてみました。
    耐震等級も3を取得する前提でいたので、設計さん泣かせだったかと思います。
    窓の検討については別記事でまとめたいと考えています。
諦めたこと
  • 折り上げ天井:第一種低層住宅地の北側斜線制限が想像よりも難易度が高く階高調整の必要がありました。その結果、折り上げをすると梁が出る & 断熱材が入れられなくなる(富士住建は1階の天井にも断熱材が入ります)ため見送りました。

  • リビング収納:そもそも18畳のLDKは平均的でこれ以上収納を増やすと通路や、家具に干渉があるため図面上での収納の配置は見送りました。(家具でカバーしたいと思います。)

  • ファミリークローゼット:家の大きさとしてどうしても作れず、諦めました。
図面が着地できた理由

まだ建っていないので「実際のところ」はわからないのですが、終わりの見えない間取り検討が着地できたのは営業担当さんの采配によるところが大きいと思います。

正直、面倒なお客さんに分類されるのではないかと思います。あれもしたい、最近はこういうのが良いみたいだ、ココは変更できないのか、すべての箇所に何かしら注文を付けたと振り返っています。

しかし、営業さんは構造上・技術上できるできないもわかりやすく教えてくれましたし、すべてに理由がある作りになったことが安心感につながったのだと思います。

後悔談:ZEHも狙えばよかった

「ZEH」という基準があると思うのですが、高望みかと思いそもそも検討すらせずに進めましたが、実際は狙える範囲でした。。。

我家は"長期優良住宅"を取ることにしたのですが、数字上あと少しな雰囲気でした(実際はこの少しがとても高い壁かもしれません…)。あと10%削減がどの程度の難易度なのかはわかりにくいのですが、手が届きそうな気がします。(個人的には換気扇を変えることで、どうにかなりそうな気がしています…)

第1次消費エネルギーの話があるので、大きなお風呂が付く富士住建は苦手分野なのかもしれません。。。

総評:これから内側のお話、少々燃え尽きそう…

いったん、納得のいく間取りが出来上がりました。
妥協は多々ありますが、理由があるので及第点…だと思っています。
営業さんには長々とお付き合いいただき、感謝です。

これから、内装の話が始まります(執筆時点ではすでに終えています)。内装の選択肢も多く、オプション費用も重なり、悩みが多い状況は変わらず… 

好みや優先順位の食い違いをどのように収めて良き、家族が住みやすい家にするか。
また、この検討状況をどのように楽しむか、が家族(チーム)での作業として難しく、1人では到底できない家づくりを成功させる秘訣なんだろうなと漠然と感じています。

Sany.