みなさん、こんにちは。 最近更新ができていないのは、子犬の負担増を解消できていないからです(笑)。
10月末に子犬をむかえましたが、想像の大幅上を行く大変さでした。大変さをリアルに、ネガティブにお伝えできればと思います。
大変だけど、諦めずに頑張っていきましょうという話です。
育犬ノイローゼとは
育犬ノイローゼという言葉をご存知でしょうか。私は子犬を迎えるまで知りませんでした。
子犬はオシッコやウンチの頻度も安定しないので、夜分を問わずかなりの頻度で対応が必要です。また、好奇心とエネルギーの塊なので暴れ散らかし、噛みまくり、吠えまくりという、人間から見れば問題行動もたくさんあります。
これらに忙殺されゆっくりとする時間が作れず、睡眠が安定せずに睡眠不足になり、言うことを聞かないストレス、自分が下手だからゆうことを聞かないという自責の念が積み重なり、許容量を超えるとノイローゼの症状が出始めます。
人間の赤ちゃんにも同じようなことが言え、こちらは「育児ノイローゼ」というのではないでしょうか。
まずは大変さを知ることから
犬種によっても問題行動のタイミング、頻度、影響度は違うかと思います。
我が家のコイケルに独特のものかもしれません。
ですが、あまりに子犬時の大変さをネットで探すのは大変でしたので、ありのままお伝えできたらと思います。
悩みのタネ第1位:吠え(大きな声)
迎えて初日はまだ、大人しかったです。
翌日から「吠え」始めました。
「要求吠え」というのですが、サークルから出してくれ / お腹が空いた / 退屈だ / 遊びたい / トイレしたぞ、などを吠えて伝えてきます。
コイケルは元々声が大きい犬種のようで、頭や耳にビリビリ来ますし、家電が振動で震えます(実話)。
柴犬やトイプードルなどはクーンと鳴くのをYou Tubeなどで見ていてこれくらいなら大丈夫だろうと思っていましたが、コイケルは子犬でも「ワン、ワンワン」と吠えます。 我が家は一軒家で隣の家ともはなれていますが、声が聞こえるそうです、申し訳ない。
一方で、要求吠えに対しては、怒ったり・やめなさいと声をかけると、犬は構われた(注目された)と学習し、吠えて伝えることをやめなくなります。
要求吠えに対しては徹底無視が有効策です。
最初の1.5週間程度はかなりの吠えの中での生活となりました。体感では、四六時中吠えているのを聞いていた印象で、会社に出勤した日も幻聴を聞きました。
しかし、3週目になると幾分減った感じがしています。
今でこそ「お腹が空いた」などの要求吠えはありますか、家の生活に慣れ要求自体が減ったのか、吠えてもあまり意味ないことを悟ったのか一日中吠えているということは無くなりました。
悩みのタネ第2位:トイレ事情
まだ子犬なのでトイレが頻回です。
おしっこは1時間半に一回くらいの頻度でしています、ウンチは1日に4回ほど。犬はきれい好きらしいので、人間が交換しないとこちらの準備している場所とは違う場所でするようになってしまいます。
一番困るのは「ウ〇チまみれ問題」です。
子犬なのでウンチした後は、処理に困るのか、慌ててか、かなり暴れます。
犬の嗅覚は人間の3,000倍といわれますので、そりゃ臭いのでしょう。
暴れまわる犬はもちろんウンチを踏み、あっちにこっちに走り回り、まみれ・まき散らすという問題です。
成犬になればある程度の我慢が効くのだそうですが。。。
また、排泄はそれ自体が快楽となるので、出すことが習慣化しやすいこともあります。
どこでするかを一緒に習慣化させたいのですが、いつトイレするかは分かりませんので、中々に難しい問題です。
テレワークで犬を飼うにしても仕事がある以上は付きっきりで様子を見るのは難しい人が多いのではないでしょうか?
また、頻度の問題で深夜に起きる必要があることも、中々に体力に影響します。
我家では夜中の3時に1回、6時に1回起きています。ここでウンチをすぐに片づけないと、朝から大変なことになります。
トイレを交換するだけのように見えますが、5分程度はかかりますのでその後なかなか寝付けずに、睡眠不足になっていきます。
悩みのタネ第3位:意思疎通の難しさ
犬種に因るのかもしれませんが、お迎えした子の優しさを感じる瞬間はあります。こちらが何をしてほしいのかを考えてくれますし、寂しそうな表情もします。
ブリーダーから迎えたこともあると思うのですが、まずは1人に慣れることから始まり、生活の中で時間があることや、人間にとっての問題行動を少なくするように圧力をかけられる彼の大変さも理解できます。まだ3か月人間にしても3歳辺りで丁稚奉公に出ている状況です、心細く・不安だらけでしょう。
ただ、彼を我々家族だけでなく社会に馴染ませないと、彼は外にも出れず孤立してしまいます。 そのためにルールを学んでもらう必要があるという事を頭では理解はしています。
また、犬に言葉は通用しませんので、良い悪いを伝えるのが難しいです。
良いは褒めればいいですが、悪いを伝えることは難しいです、下手に怖がらせれば信頼関係に影響しますし、中途半端に叱れば構ってもらえたと勘違いして悪化します。
自分は向いてないんだと思わないためには小さな成功が大事ですが、子犬の時はとにかく落ち着きがないので成功を作ることすら難しいです。
興奮すると突っ走ってしまう、ご飯が大好き、抱っこされると安心した顔をする、遊んで遊んでとせがむ、子供のようなところが見えると、子供なのに無理をさせていると、心が痛みます。
意思疎通ができると嬉しそうに笑います。本当に嬉しそうな笑みを読み取れます。
上記2つの課題でストレスが溜まっていたりすると、正常な判断がつかず「これで本当に良いのだろうか?」という悩みに飲まれる事になります。これが実際には結構深い問題かもしれません。
総評:犬とかヒトとかじゃない、パートナーとして。
一緒に生活していて思うのは、彼は犬の形をしている、まだ子供なんだなと思いました。 犬の形をしているから、言葉が喋れないから「我々とは違う存在」ではないんじゃないかな?と感じています。
一緒に生活するうえで、守ってもらいたいルールはありますし、それはいずれ自分の娘にも守ってもらうルールです。自分が実践して、互いの尊敬を作っていけたらなと感じています。
犬の年齢は人間よりもだいぶ早いです。5年後には同世代、6年目には年長者です。今は僕が年長者ですが、だからといって彼に辛く当たれば、6年後には彼は僕に辛く当たる権利があると思います。(笑)
冗談はさておき、彼とは今後の事を見据えて高すぎず、低すぎずのラインで覚えていってもらいたいと思っています。
次回は、これらの悩みに対して我が家ではどうしたかを書きたいと思います。
Sany.