みなさん、こんにちは。
私はいわゆるネット世代でして、インターネットから多くのことを知る事に慣れています。 しかし、そんな万能なインターネットでも抜け穴はあるものです。今回は子犬の躾を通して、万能でなかった側面を書いていけたらと思っています。
- 便利なネット情報を頼りにした事前調査の落とし穴
- 情報があわない:共通項のみの罠
- 情報が間違っている(古い情報が放置されている)
- 総評:出身地が違う、親が違う、家庭環境が違うというのと同じくらい個体差がある。
便利なネット情報を頼りにした事前調査の落とし穴
子犬を迎える前によく聞くのが「事前調査」だと思います。
お金、飼育環境、今後15年間の計画など、犬を飼えなくなったという状態にならないために調べましょうという事ですね。
人生で初めての犬のお迎えでしたので、一通りは調べていたと思うのですが、調査内容が現実にはあてハマりませんでした。
最初のうちは情報が間違っているのではなく、一時のモノか?個性か?と悩んでおりましたが、あまりにも多くのネットの情報が当てはまらず、兄弟犬の飼い主さんも同じ悩みを持っていましのたで、最終的には犬種的にネットの情報がアテにならないにたどり着きました。
情報があわない:共通項のみの罠
調査については十分な状況は難しいかと思いますが、お迎えしても受容できるように調整できていたつもりでしたが、多くの前提が崩れ去り、常に土壇場対応が求められる状況になりました。
振返ってみれば情報の多くが公式サイトや病院など「情報の正確さ」を大事にする傾向があり、最低限・どの犬種にもある程度共通することが書いてある印象でした。
パピー教室などで他の犬種の子犬と接するとわかったのですが、子犬は当てはまらない、中型犬は違うという事がたくさんあります。
できればその犬種のブログを探し当てるのが間違いなさそうです。(それでも個体差レベルの問題は残ってしまいますが…)
例1:吠える声がとても大きい:加減ができない「ワンワン」
子犬(2ヶ月齢)なので鳴くといっても「くーんくーん」程度だと思っていました。
YouTubeでも多くの子犬動画がそのような状況での飼育をしており、吠える声が問題になるとは、まったく考えていませんでした。
コイケルは声が大きいです。
我家は築40年くらいの古い家ですが、ビリビリ振動するくらいに大きな声がでます。
子犬は加減ができないのでとてもうるさいです。何かあればワンワンと吠えて伝えてきます。 お迎え当時はそんな大声で30分ほど吠えていて、イライラしますし、耳に残る感じになりました。
ネット情報の弊害だと思いますが、「犬に怒ってはいけない」と書いてあるところがあると思います。私も最初のうちは無視するしかなく、我慢を強いられ続く日々でした。
加減は必要ですが、私はダメを覚えさせるため、リーダーを覚えさせるために犬に怒っています。
例2:お散歩は20分行けば充分説:30分行っても元気。
よく言うお散歩は室内で十分ですよというお話、そんな犬は本当にいるのでしょうか?
我家は中型犬なので、0.5~1km 20分程度を1日に2回位という目安です。
子犬の時は10分ほど行けば疲れてしまう、歩かなかなくなる、という情報を鵜吞みにしていました。 実際は、30分行っても全く疲れた様子はなくピンピンしております。
とはいえ、自分は犬を連れて山に行きたいなと思っているのでこの体力はむしろ良い計算違いです。 毎朝30分散歩に行く日課ができました。 と思っていたら最近は早く帰りたがるようになりました…(成長によって変化してしまう…)
情報が間違っている(古い情報が放置されている)
ネットの情報も様々で、例えば「犬の上下関係」も「有る派」と「無い派」があります。最近の情報を見ると「無い派」が多い印象で、昔の記事は「有る派」の前提で書かれています。
実際に上下関係があるのかどうか、わかりません。
けれど、望む関係が親と子供であるとして、それを上下関係と呼ぶでしょうか?
そういう些細な問題のように感じます。
同じような問題例を挙げておきます。
- 天罰方式
- 押さえ付け
- マズルコントロール
- ご飯の順番(飼い主が先か、犬が先か)
ネットの情報を鵜吞みにせず、自分ならどうしたいかを考え、試し見るのが大事なのだと思います。 初めての事なので、何かに頼りたい気持ちもとてもわかりますが。
総評:出身地が違う、親が違う、家庭環境が違うというのと同じくらい個体差がある。
同じ犬種でも、兄弟犬でも全然違いがありますよね。同じ遺伝子なのにここまで違うんだと生命の力強さを感じます。
困っている方へのアドバイスとしては、専門家を頼ること、同じ犬種の情報を頼りにすることだと思います。 と思いながらもコイケルの情報なんてほとんどないので、このブログで情報発信頑張りますね!
もっと楽しい話題を書きたいのですが、どうも前置き記事が多くなってしまっています。(楽しい話題は自慢のようになってしまうので書きにくい側面もあるんですけどね)
Sany.