抽象と具体の架け橋

できることを増やすために様々な活動をしています。誰かの新しい挑戦の糧になれば幸いです。基本的に月・木更新です。

コイケルとの暮らし_No3:3歩進んで2歩下がる

こいけるみなさん、あけましておめでとうございます、やっと落ち着きを取り戻し始めました。

さて、前回は子犬のお世話の大変さをお伝えしましたが、少しずつ改善が見えてきました。 今時はネットで手軽に情報が受け取れるようになりましたが、犬種ごと、個体ごとに差も結構あるのが子犬ですので、なかなかうまくいかない事の方が多いですよね。

タイトルにもあるように、3歩進んで2歩下がることの繰り返しで、良くなったかと思ってもすぐにできなくなったり、急にできるようになったりを繰り返しており、ブログを書いても修正が頻発しており、この記事も何度も書き直しになっています(涙)

とはいえ、我が家に来て2ヶ月が経ち、一つ一つの躾は難しくても、関係性の話はできそうなので記事にしてみました。

 

子犬の共通項と個性と

実際に我家のコイケルと兄弟関係の子犬を迎えた方と情報交換(instagram)をしていますが、かなり差があるのを感じます。

ある程度の共通項があり、強弱については個性なのだと思いました。嚙んでしまう子、吠えてしまう子、トイレが失敗しやすい子など。逆に共通しているのは常にお腹が空いてることと、元気が有り余っていることくらいですね。

しかし、こうした交流を通して我家コイケルだけの課題じゃないんだ。と折れそうな心を踏んばる気持ちを持つことができました。

我家コイケルにこれまで覚えてもらったこと

よくいう「問題行動」は犬にとっては普通の行動という話があるかと思います。
人間が分かりやすく抽象化した「問題」という事ですね。なので「直したい」ではなく「家のルールを覚えてもらう」という心持ちも大事だと思いました。

覚えてもらったことは以下の点です。

  • 人間は怖い生き物じゃない、従っていれば良い事がある
  • 噛むと誰も嬉しくない

覚えてもらうためにしたこと

初めての犬との生活でとても困っていたので、ネットをフル活用して方針を決めています。少々厳しすぎるくらいかと思います。

また、手に負えないことも多かったので3ヶ月齢から子犬教室にも行っています。
ココでは他の犬種の子5匹と犬同士の遊びを学んだり、基本的なしつけを教わっています。

 

上下関係と「No!」

1番効果がありました。 
しつけ教室でトレーナーの先生から「No!」を覚えることができました。
(やり方は技術があるかと思いますので、適当なことは書かずに伏せておきます。)

一応上下関係にも取り組んでおりホールドスチールと、首根っこを押さえてへそ天にするやり方をしています。

効果としては「飛びつきに躊躇が出る」、「良くない行動をしたときに首を抑えて伏せさせると何を怒られているのか理解できる」の2つがあると思います。

 

噛む、飛びつくなどは直接触れる距離にいることがあるのでこれで対応できるかと思いますが、吠えるをやめさせることは出来ないですね。
一方ですでに噛みつく子にはやらない方が良いこともあるそうです。噛まれたのでやめてしまえば、噛めば解決すると覚える機会を与えることになるからだそうです。

始めたら相手が止めるまで、コチラもやめられない片道切符です。

我家コイケルの今後覚えたいこと

一方で、今後覚えてもらいたいことは「人間との関係」「恐怖のコントロール」です。

彼の性格上、新しい物への好奇心やフレンドリーさは、僕が見習いたい位に良いところなのですが、恐怖心を強くもっているようです。

恐怖心自体は守りの感情なので大事だと思いますが、恐怖でてんぱってしまい、人間の存在を忘れてしまうので、「人間に任せること」を覚えてもらいたいなと思います。 怖かったら「抱っこしてー」と泣きついてくるでいいと思いますので。

 

総評:少しずつ一緒に時間を過ごすことが大事そう

最近は「犬に上下関係はない」という意見もあるようですが、我が家では少なくとも効果はあると考え、続けています。手探りの状況ですね。

実際にこの記事を書き始めて1ヶ月ほど何度も書き直しておりまして、その理由はどの作戦がどこで効果を出したのか分かりにくいことにあるかと思います。

 

2ヶ月前は困り果てて、ネットであれこれ調べ、ノイローゼ気味になりながら妻と喧々諤々しながら色んなことを試してきました。いったいどの作戦が効果あったのか分かりません。 ネット上にある色んな作戦も犬の犬種によって効果が出たりでなかったり、個性やタイミングが合わなかったりと「運」に作用される面も大きいかと思います。

 

特に生後2~3か月ココが大変な時期だと思います。ワクチンがないので外にも行けない、トレーニングも受けれない、この時期は淡々と日々を過ごすしかありませんでした。しかし、少なくとも今は2ヶ月前よりも仲良くなっていますし、よく寝れています。笑

 

正直なところ、保健所に相談する気持ちもわからなくはありません、すごくツラかったですし、何度か考えました。

しかし、今振り返れば、ウンチを踏んでいたって、吠えるようになったって、3か月以降にトレーナーに相談すればどうにかできることです。 (噛むのはかむ力が弱いタイミングで早く抑えた方が良いと思いますが) 

見捨てるような言い方にはなりますが「止めなければ、負けじゃない」という気持ちで踏みとどまっていただければと思います。 お話を聞くことはできますので、コメント頂ければ幸いです。

そろそろ、子犬を迎えて良かった話もしたいですね。

Sany.