抽象と具体の架け橋

できることを増やすために様々な活動をしています。誰かの新しい挑戦の糧になれば幸いです。基本的に月・木更新です。

コイケルとの暮らし_No1:お迎えに至る経緯と犬種の選択

こいけるみなさん、こんにちは。 テレワークの普及のおかげで犬を飼う人が増えているそうですね。

私は子供のころから犬と暮らしたいという思いがありました。
一緒に出掛け、遊び、時間を過ごしたいというイメージでした。

この秋に実際に我が家にお迎えしたのですが、子犬の世話が想像を上回り大変です。今回は自身の振り返りも兼ねて、これまでの犬との関わりを書いてみます。



犬との生活を目指して。

思い入れが始まったのは小学生くらいだったと思います。
友達の家に行き犬がいる生活を見て、家族の一員として楽しそうな雰囲気を、自分の家でもやりたいと感じていました。私はいわゆる一人っ子でしたので、兄弟がいない寂しさというのもあったと思います。しかし、私はマンション暮らしでしたし両親に伝えても叶うことはなく、歯痒い思いを覚えています。

大学生になり、下宿先では熱帯魚やハムスターを飼いました。
反応は余りない生き物ですが、一人暮らしの寂しさを幾分和らげてくれますし、家に帰った際の話し相手にもなり、生き物の温かみを感じました。

ですが、犬・猫などのサイズになってくると、手間・環境の準備が別格ですよね…
「犬との暮らし」は人生での目標として持つことにしながら、どんな犬種がいいのかを時間をかけて調べました。

初めての犬との暮らしは、猟師さんの下で

大学を卒業する間際に、卒業研究でお世話になった猟師さんの元に下宿させていただくことができました。

ここでは猟犬として4頭の犬を飼っており、念願の犬との生活です。 真冬の氷点下の朝・夕、散歩に1時間行き、ブラッシング・ご飯の準備を行いながら、食堂のお手伝いをしていました。

そこの犬たちは最初こそ少しの距離感がありましたが、1週間もしないうちに私にも慣れてくれたのを覚えています。 犬には犬の生活があり、主人とパートナーとしての生活があることをとても面白く感じていました。

これまでは、家族の一員として「愛玩される」立ち位置の犬を見ることが多かったですが、互いがパートナーとなる関係性には憧れが強くなりました。

犬種の選択:初心者なので飼育難易度の低さを重視

犬種については、6年くらいの間に少しずつ調べました。

散歩中の犬を見て比べていくうちに、小型犬の様な室内メインの犬種よりも、中型~大型犬位のアウトドアで遊ぶ犬種を志向しました。

一方で大型犬は飼育難易度高いこともわかり、そこそこ知能があり、躾が身につく犬種が初心者の私には適していると考えました。最初のうちはコーギーなどの知能が高い犬も候補に入れて検討しましたが、知能が高い事の弊害も多く記事で読むことができ、少し違うかなと考えるようになりました。

猟犬の血筋を探して

猟師さんとの生活も大きく影響していると思いますが、猟犬として長く人間との生活を過ごしてきた犬、いわゆる「使役犬」であればパートナーという目指していた形に近いと考え、猟犬を中心に調べるようになりました。コーイケル・ホンディエという犬種を見つけたのは、これが理由になります。

オランダで猟犬として交配を重ね、王室にも飼育されていた背景がある犬種で、活発で明るい性格、人間とも親しみを持てる特徴があるそうです。
猟犬といいますが、狩りに行くのではなく「囮役」をそのフワフワの尻尾でする、という変わった特徴を持ちます。猟犬特有の「獰猛さ」も少ないように感じました。問題はその希少性から、日本での頭数が少ないとのことです。

これも運の良いことに引越し先の近くに、ブリーダーがおり、さっそくコンタクトを取りました。

妻と相談し、犬を迎えることに。

2022年2月に一軒家に引越しをしました。
妻とも相談し、ついに犬を迎えようと子犬の予約をして待っていました。
このときにはまぁ1~2年後くらいかなと首を長くしていたのを覚えています。(実際は半年でお迎えとなりました。)

妻も昔から犬を飼ってみたいと考えていたとのことで、犬を迎えることには前向きに取り組んでくれました。

総評:夢は忘れた頃にチャンスが来る?

引き寄せの法則などで聞く話だと思うのですが、忘れたことにかなうことが多いですよね。

今回も娘が産まれたタイミングでしたし、予約はしたものの迎えるかどうかは正直とても悩み、妻とも何度も相談しました。

最終的には「これもチャンス」と考え、できる準備をした上で迎えることにしました。 今は正直とても大変で後悔もありますが、妻の「ベストなタイミングは今後も無かった。」という言葉に共感しながら、多少の無理をして頑張っているところです。

子犬の大変さは記事の準備をしていますが、子犬の大変な時期は成犬後の10年以上の時間のための投資という言葉をよく目にします。

トイレの世話や遊び相手、吠えの対処や散歩、これを乗り越えればだいぶ体力着くなぁと思いながら、妻と協力して頑張っていきたいと思います。

Sany.