抽象と具体の架け橋

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機能探求:ワイヤレス充電器に求めたいこと。 未来はきっとこうなる!

みなさん、こんにちは。

先日、ワイヤレス充電器の感想を記事にしましたので、今回は理想のワイヤレス充電器についても考えてみたいと思います。

理想とは言え「居るだけ充電」の様な、一定の空間にいる間充電されるみたいな、現代技術ではSFに近い内容には触れずに、あくまで「置くだけで充電」の延長線上で考えてみます。

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大前提:充電器に必要な要素

ワイヤレス充電器に必要な要素は以下の3点かと思います。

  • 置くだけで自動的に充電が開始される
  • 端末に依存しない
  • いつでも利用が可能(stand on play とでもいうのでしょうか)

この3点はすでにどのワイヤレス充電器も満たされていると思います。

 

+αポイント:充電器に欲しい要素

  • 充電の速度が早い
  • 本体が小さい
  • 壊れにくい
  • 交換しやすい

1つずつ見てみたいと思います。

充電速度が早い

充電器の性能としてよく記載されるのが転送電量かと思います。2021年では3Aも出ていれば相当高い方でした。

2.1-2.4というたった0.3Aを上げるのに2−3年かかるような、シビアな世界です。

 

このように、充電器に最も求められる「速度」。速度が上がることが何より大事なことだと思います。

本体サイズの縮小化

日本のお家芸、縮小化の需要についてです。
前の記事にも書いたように、ワイヤレス充電器はコイルのスペースが必要になりますので、持ち運ぶのにも向いていません。

この辺りを解決できると、デザインを凝ったものが作れるようになり、普及が早まるのではないでしょうか。

壊れにくい

壊れにくいというのも、クオリティの観点で大事なポイントでしょう。
前の記事でも触れましたが、設計上無理がなければ利用では壊れにくい製品ですので、家電というよりも、家具へ埋め込まれて生活に溶け込む製品が出てくるでしょう。

その時に大事なのが、交換性・壊れにくさだと思います。

交換しやすい

しかし、物ですからいつか壊れてしまいます。その時のどれだけ新しいものに交換しやすいかも、大事な観点だと思います。イメージは電球です。

机などにあらかじめ電極を埋め込んで置き、本体を交換することで使えるようになる。
スマートフォンの電源は12Vですから、感電の恐れもなく無理のない設計にできると思います。

 

充電面積が広い

今の充電器は、充電可能範囲が狭いです。コイルの大きさに影響されているのかと思いますが、もう少し広ければ、充電器に置きながらスマホを操作することもできるでしょう。

 

私の今後の予想

まずは、家具への埋め込みが始まると思います。

前の記事にも書きましたが、一般的に売られている製品でも安定した速度と製品になりました。
スマホの充電は生活に必須なので家具をアップグレードする機能として、受け入れやすいアピールポイントになります。

大きさも家具からすれば対した大きさではありません。

 

このように生活家具に浸透した次は、カフェなどで充電できる場所がつくらるでしょう。充電器を持ち歩かなくても充電できるのですから、お客さんにとっては好都合でしょう。 スマホを机に置いて、充電しながら操作し、片手でコーヒーを飲む未来が想像できます。

 

さて、こうなってくるとワイヤレス充電は特別なものではなくなるでしょう。身の回りの物がワイヤレス充電されるようになってきます。

PC、ヘッドホン、時計、掃除機、電動歯ブラシ、電動自転車などなど。

電話の線がなくなった時のように、線がつながっていることに不便さを覚えるでしょう。

 

さて、このように発展が期待されるワイヤレス充電ですが、製品開発の際はワイヤレス充電器を日ごろから使っている人にご用命ください。
痒いところに手が届く場所を一緒に考えてくれるでしょう。

Sany.