皆さん こんにちは。
今日は夏を意識した体づくりの考察となる。
昨今の運動ブームは、「食べても太らない」、「ローカーボ」など食事についての言及が進んでいる特徴がある。
たしかに、健康に意識が向くことはよいことであると思うのだが、そこには個人差という観点が抜け落ちているように感じている。
2種類の分布
まずは、個体差を消化吸収能力の観点から2種類に分けたいと思う。
ローゲイナーという言葉をご存じだろうか?
英語では「Low Gainer」と書き、食事からの吸収量が相対的に低い人のことを指し、逆に良い人をHard Gainerと呼ぶ。
このように、人は先天的に栄養摂取にも個体差が生じる。
方向性の確認
ダイエットの方向性には以下の3つがある
- 体重を減らす
- 体脂肪を減らす
- 見た目の線を細くする
あなたは何型?
冬は、様々な個人差が明らかになると思っている。
寒がりな人、静電気が良く走る人、風邪をひきやすい人など、寒さを苦手とする人は多いのではないだろうか。
そう、人には個人差が存在していることを認識しなおしてほしい。
食料の吸収量に関しては、冒頭で述べたようにLow Gainer / Normal / Hard Gainer に分けられる。
Low Gainerは食事からの吸収量が低いためいくら食べても身になりにくい。
つまり筋肉も付きにくく、細くて筋肉が浮いて出る細マッチョタイプが生まれる。
逆にHard Gainerは食べると食べた分だけ身になる。
筋肉の元となる栄養素も取れるので、鍛えると一気に体が大きくなる。
これは素質であるので、後天的なトレニンーグで変えることができるが、一般人が目指すダイエットのレベルでは、個体差を意識した方が良い。
具体的には
Low Gainerの人がダイエットを目指すのであれば、食べる量を減らし、食べる回数を増やすのがよい。
Hard Gainerの人がダイエットを目指すのであれば、食べる量を変えずに、運動量を増やし、筋肉量を増やす方が効果が出る。
自身の得意分野、なりたい姿を総合的に判断して、個々人の進み方を考えてみるのが近道となるはずだ。
夏に向けて、頑張ろう。
Sany.