抽象と具体の架け橋

できることを増やすために様々な活動をしています。誰かの新しい挑戦の糧になれば幸いです。基本的に月・木更新です。

登山道具はどこで買うか

皆さん、こんにちは。

皆さんは登山道具をどこで買うだろうか。

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雲取山での一枚 武骨な金属押出しだが落ち着く雰囲気がある。

量販店、ホームセンター、専門店、セレクトショップなど、昨今の登山ブームもあり選択肢は多いが、いまだ専門店に行く人が多いのではないだろうか。

その理由を考えてみたい。

値段

世の中一般的にはネットショップが最安値のはずだが、

山道具に至っては、意外に専門店の方が安い機会が多い。

  • 道具には信頼が求められるため、実物が見られるお店に行く機会が多い。
  • 道具は一度に揃える・買い替えることが多いため、バイヤーにより選ばれた商品を見れるショップが便利

 ことから、結局はお店で買う人が多く、ボリュームディスカウントが聞いている結果ではないだろうか。(もしくはオープン価格が保たれている珍しい例か…)

商品選定

山道具は利用シーンがかなり限定的であることから、自分に必要な道具をそろえることが、求められる。

そこには、経験と知識を持った店員の存在がとても重要になる。

店員は、自分では考え過ぎてしまうことを、汎用的に考えてくれたり、甘くなってしまう箇所を、指摘してもらったりと、とても重要な存在となる。

 

また、登山の服や靴はサイズがとても重要である。
フィッティングができるお店で買うのがとても大事だ。

 

山道具の重要性は「質」の一点に尽きる

ここで「質」とは機能性の側面ではなく、材質・形状・デザインなどを指す。

登山では「量」を物理的に持てない状況であるから、「質」を重視せざるを得ない

そこで「質」を担保してくれるのは、経験に裏打ちされている店員の意見や、モノを手に取った時の自分の直感だろう。

  

アフターサービス

山道具はもちろん壊れる

人間が住むことを諦めた土地に行くのだから仕方がない。壊れた時に頼れるのは、リアルな店舗だ。

直せるのか、買い直しが必要なのか。自分に非があるのか、反省すべき点はどこか、など、実際のものを見て、話し合う機会が持てるのは大きい。

 

専門店は一概に安いとは言えない。

だが、アフターサービス、相談費用なども含めて考えれば、安いものではないか。
自分が趣味にかけられる費用と相談しながらとはなるが…

道具を見ながら、体験しながら、想像しながら選ぶ。
その時間から私たちは登山を楽しんでいるのではないだろうか

 

Sany.