充電という概念もワイヤレスになってきています、いわゆる「置くだけ充電」。
家の中に線が張り巡らされるのは、見栄え的にも拘束感が強いですよね。線の色や形を工夫することで"インテリア"にもなるのかもしれないですが、素人には難しいです。
そこで、ワイヤレス充電が候補に上がるのですが、ワイヤレス充電器は数年前まで発熱するだけの不安定な物でした。
今、私が利用している充電器についての使用感と、メリット・デメリットなどをお伝えしたいと思います。
ワイヤレス充電器:置くだけで充電され充電器。
ワイヤレス充電器とは誘導電流を用いて、置くだけで充電ができる充電器です。
ワイヤレスというのはつまり、無線ということで線がないだけです。
最近発売されているスマホではほとんどの端末で利用できますが、端末側でもワイヤレス充電に対応している必要があります。
図のように、Lightningにイヤホンを繋ぎながらも充電ができます。
私が使っている充電器では、上の画像のように青色の光が正常に充電中、下の画像のように緑色の場合は位置が悪いなどのエラーという意味になります。
充電気には最大出力15Wと記載があります。
このような充電器は基本的に5Vなので3A充電が可能なハズ(一般的な急速充電は2.4A)で速い速度で送れる基礎能力はありそうです。
価格:1200円程度。
最近では充電器は備え付けの端末も多いですが、一方でiPhoneなどは別売り(2200円程度)になっており、この価格は安いように感じます。
良かった点
端末に依存しないで充電ができる!
複数端末を持っていてよく問題になるのが給電口の違い。
今でこそtype-Cが主流ですが、少し前まではLightning、type-maicro bなど多数の種類があり、それぞれのコードを持ち歩いている方、多いんじゃないでしょうか。
しかし、ワイヤレス充電器となれば準備する端末は1つだけですみます。
サクッと利用できる。
文字通り、充電器の上に置くだけで、自動的に充電が始まります。
都度、充電コードを抜き差ししなくて良いのが便利です。
複数のコードを引っ張る動作は、コードが絡まる原因にもなりますし、先端を探したりすることもなくなります。
本体が壊れにくいはず。
有線コードは、抜き差し、折り曲げという負担を給電口に掛けることで物理的に接触不良を起こします。。
しかし、利用するうえで仕方のないことので、コード側の強度を増すしか解決策がありません。
一方で、ワイヤレス充電器は置くだけなので設計上の負担がありません。壊れるとしても内部の経年劣化に因るものでしょう。
イマイチだった点
本体サイズの選択肢が狭い。
ワイヤレスで給電をするにはコイルが必要となり、どうしても本体が大きくなりがちです。
スペースが限られている場所で利用する充電器には、斜め置きなど、形を工夫する必要があります。
私も机の上では円形の充電器を用いて、寝室では斜め置きの製品を利用しています。
上記の理由から、ワイヤレス充電器を持ち運ぶのはイマイチな選択になります。
モバイルバッテリーにワイヤレス充電が付属している端末も出始めているようですが、あくまで腰を落ち着ける場所(家や職場)で利用するもので、出先で利用するのは不便です。
急速充電には劣る
端末が進歩し、USB type-Cの有線での急速充電が普及しています。 その点、ワイヤレス充電器は有線と比較して遅く感じてしまいます。
カタログスペックでは3A給電(急速充電と同様)が可能なのですが、使用感では以下の通りです。
- Pixel
- 急速充電(2.4A)なら有線の圧勝
- 普通の充電(1~2A)なら同じくらい
- iPhone
- Lightningの圧勝
端末のバッテリー容量も増えてきているので、ワイヤレス充電器の給電速度では時間がかかるケースが増えることも予想できます。
総評:今後に期待はしつつも、現状の物で十分!
速度があまりにも遅いわけでもなく、ワイヤレスであるメリットは十分にあると思いますので、これからも利用を続けます。
願うならもっとアップグレードができる製品だと思うので、今後の発展を期待しています。
Google Pixel Standも第2世代が出ていますし、無線充電の今後を見据えた開発だとは思うのですが、まだ画期的な機能が見当たりません。
今後のワイヤレス充電の未来について、記事にしてみました。
ぜひ、合わせてご覧ください。
Sany.