皆さんこんにちわ。
今回は、両家顔合わせの実例紹介を書き残しておく。
ネットには色んなことが書いてあるが、実際に落ち着きが良いと感じた内容を残しておく。
背景
12月中旬にプロポーズをし、週明けには両家に結婚挨拶の打診をした。
コロナウイルスの影響で直近の面会を控えたい状況があり、2月ごろで予定を組んでいたが、実際は3月頭まで延期となってしまった。
抽象論
そもそも結婚挨拶の必要性をどう考えるか?
結婚挨拶は何のためにするのかというと「根回し」に他ならない。
結婚してから、文句を言われないための通過儀式なので、可もなく不可もなく執り行うのが良いだろう。
根回しは「こちらの提案を相手に主体的に理解されたか」が、評価点になる。
具体論
スケジュール感
スケジュール感は以下の図が丁度いいと考える。
解説
- 「準備期間」を設ける
- 訪問が遅くなりすぎないようにする
- プロポーズ後はすぐに打診を進める
1.準備期間を設ける
準備をするのは「訪問する側」「受け入れる側」の両方とも必要だ。
「訪問する側」は以下で別途説明をするので、「受け入れる側」の準備を記載する。
- 当日の対応の仕方を決める
- 息子・娘が結婚をすることを受け入れる
どちらも時間がかかる内容であり、逆を言えば「適度な時間さえあれば反発が起こりにくい」ので、配慮しよう。
2.訪問が遅くならないようにする
訪問が遅くなることは「相手側に悩む時間を与えてしまうという」デメリットになる。
人間は「先に賛成か反対かを決め、その後に理由を探す」原則をあてはめ、まずは結論を出させないように行動するのが良い。
反対としての意見の種火となるのは、
- プロポーズ後はどのように過ごしているのか
- 親としてどのように立ち舞うのが良いのか
のあたりだろうか。
3.プロポーズ後はすぐに打診を始める
この行動はパートナーへの心理的な対策として。(相手のことを考えて)
「親になんと伝えるのか?」は、考えれば考えるほど難しい話になるので、勢いが必要になる。
一番気持ちが乗っている時に行うのがおススメである。
段取り
土壇場で慌てると、大事な機会であるから余計に混乱してしまう。
そうないために、段取りは確認しておきたい。
段取りは4つ「服装・時間・手土産・進行」で考えよう
服装
礼服は気が早すぎるので、ビジネススーツが良い。
テレワークで体形が大きくなっている人は要注意(私も危なかった)。
ネクタイは着けても着けなくても大丈夫だが、着けるのであれば柄物は避け、シンプルなもの(ストライプなど)を選択しよう。
時間
時間は1.5時間くらいを考えておこう。早く終わる分には問題ない。
時間配分は以下を叩き案に。
- 15分程度:玄関挨拶~着席~お茶の準備
- 30分程度:世間話~近況報告
- 20分程度:本題、質問対応
- 15分程度:今後の予定の連絡
- 10分程度:退席~玄関挨拶
例えば、「世間話のネタが尽きてしまう」「本題を切り出したら、すんなり了承された」などの不確定要素もあるが、「それでもこの案が問題ない」プランなので叩きにしてほしい。
手土産
手土産は、いくつかの選択肢があるが、各パターンの状況を記載する。
- 焼き菓子詰め合わせ:The安牌、これであれば問題ない。
- 和菓子:The安牌その2。訪問先がコーヒー派か、お茶派かで決めよう。
- ケーキ:持ち運びに難あり。わざわざ運んできた演出は◎
- ゼリー:意外に喜ばれそうな一品、果物好き、夏場はコチラか
- アイス:夏場はありか。
- 煎餅:割れるが、破談を想定させるのでNG
当日の進行
当日の話題提供、進行は「その家の出身者が進めよう」。
会話にはリズムがあるので、その家の人が進める方が相手側も安心できる。 軽い話題から始めよう。
後朝の文
帰ったら電話をするのを忘れずに。
- 無事に帰った
- 今日はありがとう
- 気になったことある?
の3点を伝えよう
余談
親族になるために
社会人になると一人暮らしをしている方が多く、久しぶりに会って話をしているのは傍から見ていても楽しそうだ。
俺が邪魔者にならないために、相手との関係性は大事になる。
出すぎるマネは良くないが、要素を押さえる行動が相手を安心させることに繋がるだろう。
そもそも(批判と対策)
結婚挨拶は相手の本気度合いを知りたいという、背景から「相手を試すイベント」として有名だが、そもそも「娘・息子が選ばれるものだと」いう自信こそ間違っていると言える。
親がどこまで立ち入るのかという話になるのだろう。
極論を言えば、幸先が見えない相手との結婚を、大手を振って喜べない状況もわかる。
としたときに、こちらからは
- 相手を試すイベントを仕掛けてきた時の対応準備
- 娘・息子が今後苦労するとしても、その先には良いことが待っていることの提案
をすれば十分ということになる。
自身の選択の問題にするのであれば、
①は、大人のわがままに自分がどこまで付き合うか
②は、どのように彼女・彼氏と暮らしていくかを考える
ことになる。
組み崩すよりも、応援してもらう方針として魅了(騙)するのがベストだが、ひたすらお願いするというのではなく、自分が考えてきた今の結論を伝えるのも大事になる。
相手に一時の安心を持ってもらうために、何が心配かなどの不安を潰すことは、不安の形が漠然としており、今後も関係が続くことから、得策ではないだろう。
末長い関係のためにも、いつもより少し万全な準備を。
Sany.