抽象と具体の架け橋

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【家づくり】クリナップ「STEDIA」でMieleを入れてみて(45cmモデルG 5844 SCi SL)【評価レビュー記事】

みなさん、こんにちは。毎日のお皿洗い、大変じゃないでしょうか。
私は料理を作るのは好きですが、洗って、並べて、乾かす作業が苦手なんです…そんな我が家では、食洗器のMieleを導入し、家事の負担が大幅に軽減されました。

利用開始から半年が経ち、使い方にもすっかり慣れたので、その感想をお伝えします。

 

今回導入した食洗機は、Mieleの「G 5844 SCi SL」モデルです。

家の建設をお願いした富士住建ではクリーンナップ・タカラスタンダード・トクラスから選ぶことができますが、我が家ではクリナップのステディアを選びました。

そこで、ステディアに対応している食洗機の中から、私たちはMieleを選びました。

私たちがMieleを選んだ3つの理由

Mieleを導入した理由は以下の3点です。

  1. フロントオープンの食洗機であること
  2. 保証が効くこと
  3. 乾燥ができること
① フロントオープンが入れやすい

実際にクリナップのショールームに行き、フロントオープン式引き出し式の食器の入れやすさ、入れられる食器の量を試させてもらい、フロントオープン式に決めました。

 

② 意外と壊れると聞くので保証も…

海外製食洗機の故障はよく聞きます。
日本のキッチン に標準採用できることが少なく、"標準外=保証の範囲外"であることが多いです。 その中で、STEDIAとMieleの組み合わせは保証が適用されるため安心です。

 

海外食洗器では乾燥機能のある製品が少ない

乾燥機能とは、洗浄後に温風で食器を乾かす機能のことです。です。海外製食洗機はこの乾燥機能がついている製品がほとんどなく、逆に日本製には、ほぼすべての製品に備わっている機能です。 海外製の食洗機では、洗剤に乾きやすくする成分が含まれていることが多く、これが日本製とは異なる文化的な違いかもしれません。

Mieleの製品には洗浄が終わった後に少しドアを開けておく(温水で洗浄するので、自然乾燥が早くなる)機能があるモデルがあり、今回はこちらを選びました。

思った以上にボタンが多く、最初は少し戸惑いました。


決めるにあたって最後まで悩んだこと:価格!

最後まで価格には悩みました。
導入の見積りは42万円、オプションとしてはとても高い部類です。

ただ、今後子供が大きくなる中でお皿を洗う頻度は確実に多くなっていき、ほかの便利家電よりも使用率が多く見込めることから採用を決めました。

実際に使ってみて

メリットがとても多くあり、導入して大変良かったです。
確かに高いものですが、壊れてもすぐに入れ替えると思います。笑

 

食器を出すことに抵抗がない

これが一番強いメリットです。
食器を洗うのは手間がかかるため、これまでは食器が増えるとその分手間も増えると思い、なるべく食器を増やさないようにしていました。

食器洗いが自動化できていると、食器をたくさん使えるようになります。具体的には以下のシーンですね。

  • とりわけ用のお皿を使った方がいいけど…
  • もう一品作ろうかな…いや、やめておこうかな…
  • ちょっとあれ作ってみようかな…

が捗ります!

 

実際に使ってみて、食器を入れる際の“屈む”動作はそれほど負担ではなかった

食器を入れる際に”屈む”必要があることを懸念していましたが、実際に利用していて、苦労はほとんどありません。 実際に皿をしまう時間は長くても3分ぐらいで、下のトレイに入れる大きいものだけとなると、すぐに終わります。

 

横幅は45cmか、60cmか

我が家で採用したのは45cm のサイズですが このサイズでも3人家族の朝食・昼食・夕食の3食分の食器を一度に洗うことができます。後入れしやすいフロントオープンも便利です。 ただ、今後の事を考えると2回転することもあると思います。

容量に関する注意点として、45センチでは、通常の食器に加えて鍋などの大物は入れることができないと思います。 そもそも鍋やフライパンと食洗機の相性は悪いですが少し無理があるかなと感じました。 無理をすると汚れが落ちない結果になります。



乾燥機能は”最低限”

乾燥機能はやや弱めで、自然乾燥を主としています。
そのため、洗浄後に水滴が残ることがあり、食器棚に戻す前に布でさっと拭く必要があります。

日本製の食洗機は多くが この点 乾燥機能がついているので、食洗器→食器棚にしまうことができるというのが良い点ですね。

ただ、どのみち1度は手で持ちますので、その時に拭けばよく大した手間ではありませんでした。

 

予洗いが必要ない。

Mieleは「予洗いが必要ない」と謳っています。
カレーなどは念のため水で流してから食洗機に入れるようにしていますが、ほとんどの食器をそのまま入れても、しっかり汚れが落ち、詰まりもなく1ヶ月利用することができています。


石鹸のにおいが残りやすい

デメリットですが生活に直結するものは1点あります。
それは洗剤の匂いがプラスチックやシリコン製の食器に残りやすいということです。私はあまり気にならないのですが 妻や子供は臭いが気になるようでした。

洗剤を変えることで改善する可能性はありますが、Miele対応の洗剤は選択肢が少なく、どれも高価です。そのため、改善には時間がかかるかもしれません。

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一応、食洗後になるべく早くドアを全開にしておくことで、若干改善するようです(我が家談)。
(後日談)半年ほど利用していて、匂いが薄くなったようです。
わが家ではこちらの洗剤を利用しています。

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総評:ない生活には戻れない

食洗器が便利すぎて、食洗器のない生活には戻れません…
万が一食洗器が壊れ、すべての食器を手洗いすることになれば、置き場所や労力の面でとても大変なことになります。

何より一番いいのは、食器を増やすことに抵抗がない事です。